貧血には、発症する原因によって、5つの種類に分類できます。それは、鉄欠乏性貧血、悪性貧血、再生不良性貧血、溶血性貧血、続発性貧血です。
ヘモグロビンを作る時に、必要な鉄分が足りないので起こる貧血を「鉄欠乏性貧血」と言います。これは女性の貧血で最も多い症状です。その理由は、月経や妊娠・出産で女性は男性より多量の鉄分が必要なので、この貧血になりやすいです。また、出血を伴っている病気が原因の場合があるので、気を付けるべきです。
次に、赤血球を作るために不可欠なビタミンB12や葉酸が足りないので起こる貧血を「悪性貧血」と言います。これは、胃の切除手術や、胃がんの影響で起こる場合があるのです。
次に、血液は骨髄で形成されていますが、骨髄に異常が起きて機能が低下するので、血液成分が減ってしまうので起こる貧血を「再生不良性貧血」と言います。これは、貧血の症状以外に、皮下出血、咽頭炎、発熱のような感染症も伴ってしまうので気を付ける必要があります。
次に、一定の周期で生成・崩壊を反復している赤血球が、過剰に破壊されてしまうので起こる貧血を「溶血性貧血」と言います。この特徴は、皮膚が黄色みを帯びることです。
次に、慢性腎炎、肝疾患、出血、悪性腫瘍、膠原病が原因で起こる貧血で「続発性貧血」と言います。また、症候性貧血とも言われているのです。
